作業を進める上でもっとも表示させておきたいのが「ツールバー」です。
AutoCADではコマンドラインにコマンドを入力して作業を進めますが、
ベクターワークスにおいてコマンド(作業)の指定はツールバーを使います。
ベクターワークスとAutoCADでは、文法が英語と日本語の違いのように、主語と動詞が逆になります。
つまり、ベクターワークスでは・・・「選択した線を/移動します/どこに」ですが、
AutoCADでは・・・「移動します/選択した線を/どこに」となります。
AutoCADを操作したことがある方は、この微妙な違いに始めは抵抗を感じるかもしれませんが、
作業の内容自体に大きな違いはないので、ベクターワークスにも慣れましょう。
CAD操作を初めてベクターワークスで覚えている方は、
CADソフトによってこのような違いがあることも頭の片隅で覚えておくと良いでしょう。
ちなみに、このような違いは、それぞれのソフトが開発された言語域による違いが原因です。
ツールバーは、「ウインドウ」メニュー内「パレット」の「基本」を選択することで表示されます。
ツールバーに表示させるツールの登録などは、ツールバー下部の▼ボタンをクリックし、
「カスタマイズ...」を選択すると、作業画面の設定ダイアログが表示されます。
基本ツールセットの設定を変更するのではなく、カスタマイズを行うときは、
「新規に画面を設定...」にしておくようにしましょう。
名称を指定したら「OK」ボタンをクリックすると、下記の「作業画面」ダイアログが
表示されますので、「ツール」タブをクリックしてカスタマイズを行います。

【「作業画面」ダイアログ】
左側のツールから表示させたいものを、右側にドラッグしてカスタマイズをしていきます。
使いやすい自分仕様のパレットにして作業効率を高めるのも一つですが、
反面自分のパソコン以外で作業を行う場合や、パソコンを買い替えたりした場合には、
逆に使い難くなってしまうということもあります。
したがって、基本のパレットを使いこなせるようにしておくことも、
VectorWorksのスキルとしては重要だと思います。