一つの図面を仕上げるのに、全てを入力していくのは大変な労力と時間の掛かる作業です。
例えば住宅設計図の平面図ならば、サッシや家具、便器などの設備衛生機器など、
それを入力するだけで時間がかかってしまい、なかなか作業が捗りませんよね。
CADのメリットと言えば、コピーで図形を貼付け可能なこと、
下書きが清書の仕上がりで作成できること、修正がスピーディーに行える点などです。
これらの利点を活かしながら作業を進めることが、実際のCAD製図では重要です。
ですので、先に挙げた家具や什器などは、
一から入力するのではなく、コピーしてどんどん貼付けていきましょう。
サッシや便器などはそれぞれメーカーがホームページでデータを配布しています。
また、ポピュラーな家具や添景に使う人や車などのデータも
インターネット上を探せば、無料でデータをダウンロードできるものも多いです。
しかし、こうしたCADデータはベクターワークスでは「.mcd」の拡張子がついたものは、
そのままデータを開けられますが、それ以外のファイル形式では開くことができませんよね。
そんな時に、使いたいのが「取り込む」という操作で、
この「取り込む」を使えば、幾つかの種類のデータを読み込むことが可能です。
様々なCADソフトが流通する社会で、データ交換をしやすくするため
広く共通に読み込めるデータ形式として「.dxf」というファイル形式があります。
ファイル交換を行う場合で、お互いが違うソフトで作業をしている場合は、
「DXF」にデータを変換しやり取りするのがよいでしょう。
ベクターワークスのデータを「.dxfデータ」に変換するには、
「ファイル」メニュー内「取り出す」の「DXF/DWG」を選択します。

【「用紙設定」ダイアログ】
表示されたダイアログ左上でDXFを選択することで、DXF変換を行うことができます。
逆にDXFデータを読み込む時は、
「ファイル」メニュー内「取り込む」の「DXF/DWG」を選択します。
ただし、DXFに変換されたデータは文字が正しく表示されなかったりするので、多少の修正が必要です。