図形の複製を行うには、「編集」メニューの「複製」を選択します。
複製は、入力してある図形をその位置から任意の位置へ数値入力で移動させたいときなどに使います。
ベクターワークスの複製コマンドでは、基本的に複製された図形は元の図形上に配置されます。
したがって、違う位置に配置させたい場合は、「環境設定」メニューを選択し、
表示された「環境設定」ダイアログ「描画」タブ内の「ずれを伴う複製」にチェックを入れます。
これも、よく使うコマンドなのでショートカットキーを覚えておくと良いでしょう。
「command+D」が複製のショートカットキーです。
任意の位置へ数値入力で移動させたい場合は、
このあと「加工」メニュー内の「移動」で数値入力します。
また、ベクターワークスでは、配列複製というコマンドがあります。
配列複製は、例えば、平面図でフローリングや階段のを表現するのに、
等間隔の線を入力したり、断面図で梁を一定の間隔で入力したり、或いは、
平面図でテーブルの廻りに椅子を並べたりするような入力を行うのに便利な方法です。
複製同様、よく使う便利なコマンドの一つです。
複製したい図形を選択後、「編集」メニューの「配列複製...」を選択します。
「配列複製」ダイアログが表示されたら、複製したい数、複製させたい位置などを
指定していき、OKボタンをクリックすると指定した図形が複製されます。

【「配列複製」ダイアログ】
複製はカットやコピーとよく似たコマンドです。
カットやコピーは、ペーストするまでの間に別の作業を挟んでもペーストされますが、
複製は別の作業を挟んでしまうとできません。
使い慣れてくると、その差が感覚的につかめ、適宜使い分けていけるようになると思います。